父さんとの意外な出会い
私が『金持ち父さん貧乏父さん』を読んだのは、
たしか2004年頃だったと思います。
いまさらですが世界中でブームを巻き起こした(らしい)、
ロバート・キヨサキ氏のベストセラーです。
日本語初版が2000年とのことなので、私が読んだのは、
ブームからずいぶん経ってからのことになります。
この本は、私の人生に最も影響を与えることになる一冊となりました(^^)ノ
どういうきっかけでこの本にたどり着いたかは覚えていないのですが、
アマゾンのレビューを興味深く読んだ記憶があります。
当時でも数百件のレビューがありましたので、
いかにこの本が注目されていたのかが分ります。
そして、アマゾンで中古を300円くらいで購入したのです(笑)
届いたけっこうボロボロの『金持ち父さん貧乏父さん』をなんとなく読み始めました。
この300円が、人生を大きく揺るがすことになるとは考えもせずに・・・
ちなみに、届いた『金持ち父さん貧乏父さん』は、
途中に赤ペンでラインが引いてあるところがありました(- -)
「ゲーっ!」と思ったと同時に、
「ライン引くのはココじゃないだろ!」
ってツッコミを入れた記憶があります(笑)
それはさておき・・・
このアマゾンのレビューが賛否両論で面白かったのですが、
否定的なコメントのほうが多いような気がしました。
否定するのって簡単ですからね。。。
ずいぶん前のことになりますが、
否定的なコメントはけっこう覚えています。
代表的なところで、
・投資で成功したのは、たまたま地合がよかっただけでしょ。
・アメリカと日本では税制が違うから、参考にならない。
・具体的な方法が書かれていない。
といった感じだったと思います。
そういう面もたしかにあると思います(^^)
ですが、この本から読み取るべきメッセージは、
そういうことではないと思いました。
それを分かっている人は、行動に移し、
人生を大きく変えていったのではないかと思います。
というのも、
私は投資に興味を持ち始めてから、
そして実践するようになってからも、
株式投資や不動産投資などの書籍をいろいろと読んだり、
投資で成功して大きな資産を築いている方のブログを見たりするのですが、
そういう方のプロフィールなどを見ていると、
影響を受けた本とか人生を変えた本として、
この『金持ち父さん貧乏父さん』をあげている方が本当に多いなという
印象があるのです。
少なくとも、投資を行う上で、「疑うこと」は、
とっても大切なことだと思っているのですが、
「否定すること」だけでは何も始まりません。
先ず疑ってみて、どう行動するかまでを考えて、
初めて前進するのだと思います。
たとえ、そのときに判断を下した結果が、「行動しない」だったとしても(^^)
私は、ロバート・キヨサキ氏について、とりわけファンだとか、
ぜんぜんないのですが、少なくとも、この本を読んで、
行動が変わりました(^^)v
無駄遣いを止め、車は1台売り(笑)、
株式投資や不動産投資の勉強を始めました。
株式投資ではたくさんの損失を出したりして、
上手くいかないことも多くありますが、
確実に、人生は変わってきていると思います。
それまでは、ただ、目の前にある道(仕事)を、
脇目も振らずに全力で走り続けていたのですから。
いつか、すっ転んで、ケガして走れなくなったときのことを考えもせずに。
全力で走ることは、大切なことだと思いますし、
自分も実は、結構嫌いではないのですが(^^)、
それだけでは危険です。
この記事を読んでくださっている方が、今まさに、
目の前のお仕事だけを全力で頑張っていらっしゃる状況でしたら、
一度、スピードを緩めて、
『金持ち父さん貧乏父さん』を手にとってみてはいかがでしょうか?
今確認したところ、アマゾンで300円台で買えます(笑)